7月2日~4日まで沖縄に行ってきました。目的はアジサシを見ることです。7月2日に目的のアジサシを見て3・4日は、以前行った探鳥地を廻ってみましたが、どこに行っても鳥は居ません。
というより、前回はシギ・チドリを目的に行っていますので、当然、今の時期は居るわけはないのです、が。
まずは今回目的のアジサシ、エリグロアジサシ(左)とベニアジサシ(右)。何と揃って見れる所があるのです。

エリグロアジサシの番。下の固体が抱卵していると思います。人間的に想像すると、卵を抱いている母さんをお父さんが見守っている感じ。

「あちーよー」と言っているのでしょうか?本当に暑いのです。でも近づき過ぎると、お父さんが私の頭の上まで警告しに飛んできます。

沖縄の白いサンゴの岩と白いアジサシ、あまり良い取り合わでないようですが、意外とベストマッチ。綺麗なのです。

岩陰で卵を抱いているエリグロアジサシです。産座には何も敷いていないようです。岩の上に直接卵を産み落とし置いて抱いている感じです。

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喜如嘉水田にて。セッカです。

同じく、喜如嘉水田にて、アミハラ(シマキンパラです。篭脱けの脱走兵、結構いろいろな場所でお会いしました。

何の実を食べているのでしょうか。

那覇の三角池。
冬のシーズンは水鳥で一杯の三角池もサギ類が2-3羽、バン、セッカ程度しか見れません。

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今回、沖縄にアジサシを見に行きました。どこに行ってもアジサシは飛んでいるだろうと、勝手に想像していたのですが、海沿いの路を走りながらチェックしてみましたが、意外や意外、あまり居らんのです。
これにはびっくり。
沖縄は、秋から春の時期が良い探鳥地なのかもしれません。
リュウキュウアカショウビンの鳴き声が、時々聞こえましたか、少なすぎてとても探せる状態ではありません。石垣島で見たほうがはるかに楽に見れます。
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こちらはベニアジサシ。帽子の形と足と嘴の紅色で綺麗なアジサシです。この場所では、数としてはこのベニアジサシの方がエリグロアジサシよりはるかに多いです。

こちらは日陰になっている岩陰で休憩しているベニアジサシの群れ。非繁殖の若鳥のグループ?、それとも避暑中の親鳥。?

海でエサの小魚を探すベニアジサシ。

小魚を見つけて水面ぎりぎりまで下がっていきました。結果は魚を取れませんでした。

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シロガシラ
今回アジサシ以外でよく見れたのはこのシロガシラでした。

こちらは最も綺麗なイソヒヨドリです。

何故かこちらは、最も"きちゃない"イソヒヨドリです。どうしてこんな差がでるのでしょうか。
何故かこの2羽は同じ場所に居るのです。

比屋根干潟のアオサギ、こちらもこのサギ以外は見れませんでした、隣接する泡瀬干潟の埋め立て工事を見てあまりの広さとひどさにあきれ返りました。

喜如嘉水田にて、いつもお会いできるタカブシギ。この姿を見てほっとします。やはり鳥を見に行ったらシギ・チを見ないと落ち着きません。

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ちょうど、戻り梅雨にぶつかったようで、雷を含む大雨に合いました。道路に雨水が流れてくると、茶色い水が流れ、川に雨水が入り、茶色く濁った水が流れる川になります。こんな水が、海に出ても大丈夫なのかと心配になります。
泡瀬干潟の巨大埋め立てを見ると、このような埋め立てを続けると現在の横浜市のように、自然海岸がたった1ヶ所なんてことになるのでは、と感じます。
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